皆さんは今年4月に発売された「パン好きの牛乳」をご存知でしょうか。
首都圏、関西圏のベーカリーで販売されている、商品名どおり“パン好き”の人たちのために誕生した、パンに合う牛乳です。
今回は、この牛乳は本当にパンに合うのか? また、どのパンが一番合うのかを検証したいと思います!
白を基調としたパッケージはいたってシンプル。そこに「パン好きの牛乳」の文字がばっちりプリントされていて、しっかり商品名をアピールしています。
パンと一緒に食べる前に、牛乳だけで味を確かめてみます。
製造元のカネカ食品のHPやネットの口コミなどでは「コクがある」という表現を見かけたのですが、個人的には結構サラサラした味だと思いました。
水っぽいというわけではなく、後味がスッキリしていて、その中にほんのり甘みと旨みが広がります。
特有の生臭さも全くなく、非常に飲みやすい牛乳です。やらせでもなんでもありませんが、自然と「一緒にパンが食べたいと」思いました。
それでは、一体どんなパンがこの牛乳に合うのか実際に見ていきましょう!
惣菜パン、菓子パンから5つのパンをピックアップ。今回は全てセブン-イレブンで購入しました。
日本を代表するパンといえばコレ、あんパンです。定番中の定番のため、相性が一番気になります。
あんパンの生地は薄いので、ほとんどが餡との相性で決まります。優しい甘みの餡を牛乳がスッキリした味にまとめてくれるので、牛乳とはなんの問題もなく相性がいいです。
メンチカツパン、焼きそばパンなどソース系のパンとの相性が気になったので、代表してコロッケパンと合わせてみました。
コロッケパンのように、“惣菜パン”はしょっぱさや油っぽさが気になりますが、牛乳がうまくそれらを包み込んでくれるので、非常に食べやすくなります。
牛乳×ソースの相性はあまり考えたことはなかったですが、なかなかいい組み合わせです。
チョコレート系の菓子パンとの相性チェックは、チョコレートの存在が大きい「チョココロネ」を選びました。
今回のパンはかなり甘みの強いチョコレートが入っていましたが、牛乳がちょうどいい具合に甘さをまろやかにしてくれるので、最後までおいしくいただきました。
牛乳×チョコレートの相性は予想どおり最強です。
すっかり定番になったものの、惣菜パンの中では人一倍個性が強いカレーパン。こちらも試してみました。
カレーパンはパン生地も油っぽいので、こちらも気になるポイント。
コロッケパンやチョココロネと同じ感想になりますが、全体の油っぽさを牛乳がうまく打ち消してくれること、味の強いカレーの味をまろやかにしてくれるなどで、とても相性のいいパンだと思います。
個人的にはこの牛乳と合わせるには一番好きな組み合わせ。しかし、クセが強いパンだけに、ダメな人は完全に受けつけないと思うので、注意が必要です。
果実ジャム系のパンとの相性も気なったので、ベリーのデニッシュを選んでみました。
チョコレートとはまた違った強い甘味を持つジャムですが、こちらも牛乳との相性は抜群です。
おそらく、チョコレート、ジャム、はちみつなど甘い菓子パンはほとんど問題なくこの牛乳とは合いそうです。
今回「パン好きの牛乳」と一緒に試したパンはどれも相性のいいパンでした。個人的にはカレーパンとの組み合わせが好きですが、人によって一番これが合う!と感じるパンはそれぞれ違うはず。なので、皆さんにとって一番相性のいいパンを見つけてみてくださいね。
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