【中評価】「ヘビーだった」 「メソポタミア」さんの「モンテール　小さな洋菓子店　とろ生ケーキプリン」についてのクチコミ・評価

ヘビーだった
ケーキかプリンかどっちにすんべ…と迷っていたので、これは丁度良かった。ケーキでもありプリンでもある。
でも食べてみたら、プリン風味の極甘カステラだった。

何が極甘って、上にべっとり塗りたくってあるカラメルジャムが、もう喉が痛くなるほど強烈に甘い。
香りはたまらなく良いのだけれど、基本辛党の私にはキビしかった。

クリームは生クリームより随分固くて重い感触だ。
バタークリームと仰る御仁がおられたが、正しくその通りだ。30年ほど前に食べていたバースデーケーキがこのような感触だった気がする。
しかしまあそう思うと懐かしい。
そして今の洋菓子が目覚ましく発展していた事にも気付く。

しかしこれはなぜカステラでないといけないのだろう。
カステラ特有の結合力の高いモソッとした生地が全体的な口溶けを壊している。
普通にスポンジケーキにした方が違和感なく食べれると思うのだが、カステラにこだわった理由はどうしても解せない。

甘党ならこの位平気だろうが、私は半分で充分かと思った。
因みに『トロ生』をより感じたい時は、室温に戻したら良い。クリームが柔らかくなるのでよりトロける感じに近くなるだろう。