【中評価】「辛くなくてもカレーが食いたい人に」 「キノコ紳士」さんの「大塚食品　ボンカレーゴールド　甘口」についてのクチコミ・評価

辛くなくてもカレーが食いたい人に
最初に断っておくが、評価は私にとって好みで無いという意味だ。
カレーは辛くてなんぼ、美味しくともカレーの楽しみは皆無だから。

本製品は「ボンカレーゴールド」のレンジ加熱ができるパッケージである。
指示通り箱の台座でレンジに入れると、思ったより膨らんで最初は少しびっくりした。
袋がパンクしないか心配したものの、取り出してみて納得したのが「蒸気逃げ口」の存在。
中に蒸気がたまり袋が膨れる事で、通常は接着されている袋内側が剥離し穴を開ける仕組み。
だから箱ごと、さらに斜めにした状態で温めろと指示が書いてあるのですね。
おそらく袋だけを水平に置いたら中身が漏れた事でしょう。
また、レトルト袋素材も厚めのしっかりしたもので、膨張にも十分に耐えられる仕組みになっていました。

「甘口」というのが「辛くない」という意味だと思っていたのだけど、
本当に味付けが甘いとは驚いた。
チャツネに使用されるようなフルーツのこってりした味である。
ほんの少しペッパーの風味があるが、食後に残るような辛さはまったく無い。

やはり全体的に香辛料も控えめの味設計のため、むしろシチューに近いかもしれない。
辛いのが苦手だけどカレーが食いたいという方にはいいのだろう。
甘くてもちゃんとカレー風味を感じられる一品だ。
子供さんにもいいかもしれない。

通常からすれば、辛くないのにカレーを食いたいとはナンぞや？ っと
思わず突っ込んでしまいそうな商品だが、
やっぱりそれなりの支持層はあるからこうして発売してるのだろうな。