Pasco ウインナーパン 袋1個
- 関東・中部・関西・中国・四国で販売
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総合評価 4
外見とは裏腹に。。。
よく行くスーパーの、パン売り場。
お買い得コーナーをふと見ると、たくさん並ぶ、このパンたちが。。。
そんなに人気がないのかしら?と気になり、購入してみました。
開封すると、こうばしく焼けた粉チーズのような、独特な匂いがします。
見ると、表面の真ん中のぽっこりと山になった部分と、その端の方をぐるっと囲むようにシュレッドチーズがしっかりまぶされて、こんがりと焼かれた様子。実はこれ、底表面にも、すこしついていて、それだけでも主張ある匂いを放っていました。
カットして、半分はそのままで食べてみます。
パンは、思ったよりもしっとりとしていて、もっちりむちむちと噛みごたえのある弾力。
この生地にライ麦粉が入っているのか、噛むたびに、微かに穀物系の芳ばしい香りがするようで、ほのかな甘さも感じます。
しかし、それも、シュレッドチーズの強めの匂いや風味に、かき消され気味な様子。。。
チーズフィリングは、真ん中のぽっこりと山になった部分の内側部分と、その周囲表面にぺたりと入っていて、思ったよりも、少なめの印象です。
フィリングは、プロセスチーズ感ある爽やかな酸味と、ほどよい塩気があるもので、かなりしっかりねっとりとした舌触り。その他のいろいろなチーズも配合されていると思いますが、まろやかな口あたりです。
パンとチーズの接触部に、チーズからにじむ油脂と旨みがあり、噛むごとに、じわりとその味わいが感じられるよう。
コンソメの香りも風味も、パッケージの様子や最初の匂いのインパクトから想像したものよりおだやかで、
コンソメパンチ!ではなく、
コンソメス〜プ
的な、落ち着いた印象です。
上のたっぷりなシュレッドチーズから発する独特の匂いが、どうしてもパン自体のイメージに繋がりやすいようですが。
中の味わいは、きちんとチーズとコンソメを組み合わせた、オニオングラタンスープをうっかりイメージしても良いかな?くらいの旨みだと思いました。
半分は、しっかりめにリベイクしてみます。
ちょっと匂いのクセがやわらいで、ピザ生地のチーズが焼けたような軽やかで芳ばしい香りが漂います。
食べてみると、リベイクでさらにこんがりと焼けたシュレッドチーズが、パリパリとした軽い口あたりに。
パンの表面はサクッと芳ばしくなり、中は、しっとりふんわり、ややもっち食感に。
パンを噛むごとに、ほんのり香る穀物系のライ麦とおぼしき匂いも、よりしっかり感じられるようで、好印象です。
内側に入るフィリングの酸味がやわらいで、チーズのほどよい塩気と旨みが、じわ、とパンに染み出して、よりチーズのまろやかな味わいが感じられる様子。
うるっととけたチーズフィリングが、舌の上でソフトなねっとりさを感じられる、なめらかさに。
噛みしめるごとに感じられる、パンの風味と食感。そして、部分ごとに少しずつ違ったチーズの旨みがあって、思っていたよりも、しっかりとパンとチーズの味わいを楽しめました。
期待しないで食べた分、そんな雑な様子に感じられなかったので、なんだか嬉しいようなほっとしたような気持ちに。。。
(↑強面で近寄り難い雰囲気を醸している方が、話しかけてみると意外と、とても気さくで良い人だったときの、謎の安堵感的な)
ともあれ。
よくリベイクした方が、色々なクセがやわらぐようですので、もしよろしければ、ぜひその方法でお試しください。
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入手:購入品/スーパー/平和堂
食べた日:2022/12
投稿日:2022/12/03