【高評価】「皇室献上品の技術を使った幻の酒」 「踊る埴輪」さんの「中尾醸造　幻　純米大吟醸」についてのクチコミ・評価

皇室献上品の技術を使った幻の酒
昔（昭和20年代まで）、全国の日本酒の品評会を開催して、その3位までの入賞者が、皇室の正月の神事の御神酒を献上出来ると言う習わしがあったそうで。
そしてそれは当時は造り酒屋として最高の名誉。
入賞を目指して採算度外視で、誰にも負けない日本酒を作ろうと頑張る酒屋も多かったそうで。

それでこの商品は、なんと三度も入賞を果たして皇室に献上された「幻の酒」の、酒造りの技術を再現して作ったものだそうでw(°o°)w
私は戴き物ですが、ネットで検索したら720mlで約5000円と、普段は全然手が届かない高級品。

お正月に大事に大事に飲ませてもらいましたが、確かに極上の日本酒でした(^o^)
私は日本酒に全く詳しくない人間ですが、それでも他と違うのがハッキリと分かるくらい。
普段は日本酒が飲めない嫁ですら、このお酒なら美味しいと言ってました。

このお酒は粟粒くらいまで高精白した米と、リンゴから取った芳香性の高い酵母と、その酵母を純粋に育てる為の高温糖化酒母法が特徴だそうで。
もちろん純米大吟醸です。

飲んでみた第一印象は、まるで白ワインのようにフルーティーだなと。
リンゴから取った酵母って前知識があるせいか、仄かにリンゴの香りがするような気がしましたw
まぁリンゴかどうかは別にして、果実っぽい香りがありますね。

柔らかな甘みがあり、とても口当たりの良い上品な味。
旨味はあるけどクセがなく、怖いくらいにグイグイ飲めてしまいます。
ドシッと重い味わいではなく、どこまでも軽やか。
日本酒ツウの方だけではなく、私みたいな初心者でも受けのいい味だと思います(^ー^)