【中評価】「。。。☹」 「ゆるりむ」さんの「ヤマザキ　横浜赤レンガチョコのチョコパン」についてのクチコミ・評価

。。。☹
この日は大みそかだったので、お蕎麦を買いにスーパーへ立ち寄った際、パン売り場でこの商品が残り1つだけお買い得になっているのを見つけました。
ほかのパンよりも販売価格が上なのもあって、個人的にあまり惹かれなかったのでスルーしていたのですが、せっかくなので、どんなパンなのか、食べてみることにしました。

袋をあけると、ふわっとココアの香りがします。
出してみると、背丈のある大きめの長方形。色は焦げ茶色で、パン表面はツヤっとテカる皮のような部分がついたパン生地。
高さ真ん中あたりで横にカットされて、その間に白いホイップクリームが薄めに挟まれている様子です。

ひとまず半分にして、合わさった上下も分けて中を拝見。
生地は、きめが粗く、今回賞味期限近いということもあってか、パサっと乾燥ぎみ。
ふかっと弾力がありますが、もっちり感はない様子。
中のホイップクリームは、まんべんなく塗られているものの、全体量からして、やはり少ない印象です。
そこに潜む小さなチョコチップも、存在部分に偏りがあり、思ったよりも少ないようです。
ふむ。。。

かたちを戻して、いただきます。
パンは、ややもそっとした口あたりで、ほのかなココアの風味とほろ苦さのようなものを感じる、あっさりとした味わい。
甘みもかすかで塩気がほんのりと感じられる、あまり強い主張がない様子。
口にすると、なんとなく、ほんのりとした酸味と、発酵したような、アルコール系の風味のようなものを感じました。

ホイップクリームは、バタークリーム感がありますが、口あたりはふわっと軽いミルキーな甘さ。

ビスケット入の小さなチョコチップは、それだけで味見してみると、ショリリとした歯ごたえの、ビターなものでした。

一緒に食べると。
やっぱり量的なバランスが悪く、あっさり風味のパンの、もふっとした口あたりをしっかりと感じられてしまうようです。
ビスケットチョコチップも、一部に偏って少なめなので、その部分を食べた時にだけ、ほんのちょっぴり、ショリ？としたかも？くらいのビスケット感で、かすかにこりっとするチョコチップの様子でした。
どちらかといえばパンの食感の方に紛れてしまい、あまりはっきりとは分かりませんでした。
味わいも、チョコのある所だけ、じんわりとその味わいが追加されるのですが、それも限りがあるので、あとは、ちょっぴりまろやかミルキーなあっさりビターココアの、シンプルな味わいが続きます。

ボリュームあるようにみえて、案外内容が薄い印象を受けてしまい、私的に満足感が得られなかったのが、何だか残念です。。。
チョコのチョコパンでなく、
『ふかもふココアパンの素朴なミルククリームサンド
（ビスケットチョコチップのアクセント）』
という仕上がり感の、この商品。
私には、ランキングの上位に君臨する風格を感じられませんでした。すみません。

ですが。
気取らない普通さがなんとなく懐かしいような、そんな食べ心地でした。

横浜赤レンガチョコのチョコパン：361kcal
（購入額：税抜96円←税抜138円から3割引）