作ってみました“青色あんこ”! ホイップとあわせてどら焼きに

公開日:2015/6/26

皆様ごきげんよう。菅目直衣、一筆啓上つかまつる。

去る2015年5月12日に発表されて話題をさらった“青色あんこ”、その名も「爽快ラムネあん」。
あんこであるにもかかわらず、涼しげな水色、そしてさわやかな酸味と舌に残るプチプチ感が、昔なつかしの炭酸飲料“ラムネ”を思わせる、というまさに夏向きのもの。

その味を確かめたいと思っても、個人で業務用のキロ単位はさすがにもてあます。メーカーでもその辺は承知していたようで、「爽快ラムネあん」を使った製品、「ラムネあんどら焼き」が発売されることとなった。
「爽快ラムネあん」とホイップクリームがたっぷり

「爽快ラムネあん」とホイップクリームがたっぷり

しかし、残念なことに、これも大阪四天王寺の茜丸本舗本店限定ということで、ちょっと気軽に買いに行くというわけにもいかない。

手に入らないなら自分で作ってしまおう

ないものはしょうがない、いっそ自分で作ってみるのもまた面白いだろう。

用意した品々

用意した品々

というわけで今日は“青色あんこ”そしてそれを使った「ラムネあんどら焼き」もどきを再現してみることにした。

用意したのは以下の4つ。

・あんこのベース、白餡
・色と酸味をつけるためのカキ氷シロップ、ブルーハワイ
・どら焼きの皮は市販のものの皮をはがして使う
・最後にホイップクリーム

使それでは早速あんこから作っていこう。

青色あんこ作り

白餡とブルーハワイを練り合わせる

白餡とブルーハワイを練り合わせる

ボウルに白餡を100gほど取り、様子を見ながらブルーハワイを加えて練り合わせる。あまりたくさん入れると餡がゆるくなって扱いづらいので、十分色がつけばよしとしよう。

わりとあっさりそれらしく

わりとあっさりそれらしく

思ったよりも簡単にそれらしいあんこが出来上がった。加えたブルーハワイは実質盃一杯程度だろうか。これでもちょっとゆるい感じになったので、試される場合は入れすぎに注意してほしい。

「ラムネあんどら焼き」再現なるか

入っていたあんこはスタッフがおいしくいただきました

入っていたあんこはスタッフがおいしくいただきました

丁寧にはがした特大どら焼きの皮に青色あんこを乗せていく。さすがに特大、100g強のあんこがちょうどいい量だった。

勢いあまってはみ出した

勢いあまってはみ出した

そしてホイップクリームをたっぷり乗せる。自家製なので採算度外視のてんこ盛りだ。
センスのなさはご勘弁

センスのなさはご勘弁

上からもう一枚の皮をかぶせれば出来上がり。大きすぎて全体に平べったくなりかえってボリューム感がなくなってしまったようだが、それ以外の見た目は結構再現できているのではないだろうか。

あとは味の再現度が気になるところ。実際食べてみると……甘い。
ブルーハワイだけでは酸味が足りなかったか、ほぼ普通のホイップ入りどら焼きという感じだ。粉末のクエン酸(食品グレードのもの)で酸味を補ったほうがよかったかもしれない。

結局、ほんのりブルーハワイの香りが、ささやかな爽やかさを演出してくれるにとどまった。

やはり本職が満を持して発表したもの、簡単そうに見えて素人が一朝一夕に真似できるものではなかった。

こうなってはぜひ実物の味が知りたいところ、大阪近郊で「ラムネあんどら焼き」を召し上がられた方、「爽快ラムネあん」を取り寄せるガッツのある方はぜひ、「もぐナビ」へのクチコミでその味わいがいかなるものか教えてもらいたい。

それでは皆さんのクチコミを楽しみに待ちつつ、特大「ラムネあんどら焼き」もどきをかたづけるとしよう。

茜丸 ラムネあんどら焼き

特集

ライター:菅目直衣

四国在住の男。菅目 直衣(すがめ なおい)と申します。 変わったもの、珍しいもの、未知の食文化に興味あり。 そして何より旨い物が好き。 東を向いては珍味をつまみ、西を向いてはシリアル喰らう。 今日も今日とて味覚を求め、自転車漕いで北・南。新製品もなつかしの味も、みんなまとめて持って来い!

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