みなさん、カニカマが「とんでもなく進化している」という話を聞いたことがありますか?
いままでの「ステックタイプ」から、味も本物のカニと見分けがつかないような「プレミアムタイプ」など、カニカマはひそかに大きな進化をしているのです。
そんなカニカマを愛してやまない人たちの会が「カニカマファンクラブ」。
和食や中華、イタリアンからエスニック。世界が注目する”スーパー食材”。そんな、さまざまな料理に姿を変えるカニカマの魅力を一冊のレシピ本にした話題の一冊、カニカマファンクラブの『カニカマ100皿』(文藝春秋刊)。
今回はそのなかから、パッと作れるお手軽時短レシピ3品を作ってみました。(本に載っている材料がなかったものは、他のものでアレンジしています)
「カニパッチョ」でLet’sカニカマパーティ!
地味な毎日の食卓を、ホームパーティのテーブルに変えてくれるのが、3分でできるカルパッチョならぬ「カニパッチョ」。
太さも色も均一のスティックタイプよりも、見た目がより自然なカットタイプやプレミアムタイプを使えば、高級感が一気にアップします。
【材料】4人分
- カニカマ 15本
- パプリカ (飾り用に少々)
- エキストラバージンオリーブオイル
- 塩・コショウ
【作り方】
- 器にカニカマを並べ、みじん切りにしたパプリカを散らす
- オリーブオイルを回しかけ、お好みで塩・コショウをふる
カイワレやパセリ、セロリの葉など、緑のものをちょっと散らすと、ぐっとおしゃれ度がアップします。クレイジーソルトなど、ハーブとミックスした塩を使ってももちろんOKです。
お手軽カンタン! 乗っけるだけ「カニカマパイン」
「それってどうなの?」「ちょっとムリやり?」と思った「カニカマパイン」。
これが、なんとスマッシュヒットのおいしさ。
パイン缶を開けて、カニカマを乗っけるだけという、超お手軽レシピ。意外性があって、クセになるおいしさ。
【材料】
- カニカマ 4~5本
- パイン缶(輪切りタイプ)
- エキストラバージンオリーブオイル
- 黒コショウ
【作り方】
- パインの上にカニカマを並べる
- オリーブオイルをかけ、黒コショウをふる
オリーブオイルが、カニカマとパインをつなぐかけはしとなり、見事なマリアージュに!
カニカマの新たな世界を開く一品です!
SNSでみんながシェアをしたくなる”バズ飯”に。
ふわっとほぐれる絶品「カニカマのアヒージョ」
カニカマが堂々メインの一品になる「カニカマのアヒージョ」。
にんにくの香りとオリーブオイルをたっぷり含んだカニカマがふわっとほぐれ、うまみが口いっぱいに広がります。
【材料】
- カニカマ 6~8本
- にんにく 2片
- オリーブオイル (ひたひたになる量)
- ローリエ 1枚 (ローズマリーでも)
- 塩・黒コショウ 少々
マッシュルームなどキノコ類をいれるとますますおいしくなります。
【作り方】
- フライパン(写真は小さい土鍋を使用)にオリーブオイルを注ぎ、にんにく、ローリエ、塩少々を入れて弱火で15分ほど煮る
- カニカマを加え、1~2分煮て、黒コショウをふったらできあがり ※カニカマは最初から入れるのではなく、後から加えるのがポイントです
残ったオイルも、にんにくの香りやカニカマのうまみが溶け込んでいておいしいので、ぜひバゲットにたっぷりつけて食べてください。
白ワインにぴったりのおしゃれな一品です♪
【今回の発見】カニカマは加熱するとうまみが増す!
カニカマファンクラブ推奨!絶品カニカマレシピ3選、いかがでしたでしょうか?
今回の発見は“カニカマは加熱でうまみがふくらむ”ということ。
いままではそのまま食べるだけで十分おいしいので、これまでマヨネーズで和えたり、サラダにして食べてばかりだったので驚きでした。
『カニカマ100皿』では、バター焼きやグラタン、釜飯など、加熱レシピもたくさん紹介されています。
いつもカニカマを食べている方も、このところご無沙汰という方も、ぜひ一度お試しください!