もうすぐハロウィン!大人な私たちはもっと“ダーク”なハロウィンを楽しみましょう。
SNSなどでひそかな話題になっている「悪魔メシ」ってご存じでしょうか。
じつはこの「悪魔メシ」は、悪魔が守ったという言い伝えのあるワイン「カッシェロ・デル・ディアブロ」にちなんで作られたメルシャンの特設サイトなんです。
悪魔メシ|カッシェロ・デル・ディアブロ|ワイン|メルシャン|キリン
※20歳以上しか閲覧できないようになっています。
悪魔メシとは
身近な食材で簡単に作ることができるもの
食べた者に快楽と同時に背徳感を与えるもの
魂の中に悪魔が目覚めワインが美味しくなるもの
現在10種類ほどのレシピが掲載されているのですが、どれも見た目からして衝撃的!その中から、私が気になった「ドッグへの謝罪」を、実際に作ってレビューしてみようと思います。
「ドッグへの謝罪」ってどんな料理!?
サイトの説明によると…
アメリカンドッグを慎みつつバラし、チーズがのりやすい形に再構築。
芳醇な塩気と荒々しい甘みの拮抗を愉しむスイーツに仕上げた。
“ドッグへの謝罪”のドッグは、アメリカンドッグのことなんですね!まずは材料をそろえてみましょう。
身近な食材で簡単に作ることができるもの
とある通り、すべてスーパーやコンビニで調達できました!ではさっそく動画の通りに作っていきましょう。
【バラしてすまない…】謝罪しながらアメリカンドッグをカット
アメリカンドッグの根元をカットして、串から外します。
スポン!抵抗なく外れました。
なかなか見ない光景ですよね。
続いて3等分にカットします。
あれっ、高さが合わない!気を取り直して作り直しましょう。
次はきちんと高さを確認しながら慎重に。均等に切るのはなかなか難しいです。
続いては下からブスッと串を差し込んでいきます。ここでも大切なのは「すまない…」という謝罪の気持ちですね。
うわっ、勢いよく刺したらボロボロになってしまいました!みなさんは慎重に刺してくださいね。
なんとかレシピの4本分が出来上がりました!
続いては味付け。そのあとオーブンに入れるので、今のうちに180℃程度に余熱をしておきましょう。
チーズという名の背徳感を重ねる
天板に並べたら塩と、
胡椒を振り、
とろけるスライスチーズをのせていきます。
できました! ちなみに「悪魔メシ」のレシピでは1串につき3枚、全部で12枚のチーズを使っていましたが、私が用意したアメリカンドッグはどうやら小さめ。2枚でも覆えるサイズだったので、串4本分で8枚のチーズを使用しています。
さらに、細かくほぐしたゴルゴンゾーラチーズをまんべんなくのせていきます。…カ、カロリーのことは考えないようにしましょう。
そしてオーブンにIN!上のチーズがとろけるまで加熱します。余熱済みなら4~5分ほどでOKです。
その間に、背の高いグラスにはちみつを入れておきます。
500mlのはちみつをおよそ半分! なんという背徳感でしょう。カロリーの高さを思うと、もうすでに心が折れそうです。
はい、焼けました!部屋中にゴルゴンゾーラチーズのなんともいえない濃厚な香りが漂っています。
とろけるチーズの伸び~るさまに、思わずテンションが上がります。そして「悪魔メシ」レシピはここからさらに背徳感を増していきますよ!
禁断の泉「はちみつ」に浸かる
後ろめたさをこらえながら、グラスに注いだはちみつの泉にドボン!あふれそうになるので要注意です。
焦らず、ゆっくりと引き揚げます。あわてて引き揚げてしまうと…
先っぽのドッグが取り残されてしまいます。「すまない…」
完成!理性が吹っ飛ぶビジュアル
やましさを感じつつも、やはりおいしそう!とろけたチーズとはちみつの輝きに心が奪われます。
食欲も徐々にヒートアップ!
用意した4本のうち、半分はさらにブルーベリージャムをのせて。耽美の上塗りです。
ここでいよいよ“悪魔が守った”といわれる「カッシェロ・デル・ディアブロ」が登場!
合わせるのは、辛口でしっかり目の味わいが楽しめる赤ワイン「カベルネ・ソーヴィニヨン」です。
「悪魔メシ」いただきます!
2種類のチーズをのせ、はちみつとジャムをまとったアメリカンドッグ。そのお味はいかに?そして、ワインとの相性はどうなのでしょうか?
ドッグにナイフを入れると、たっぷり吸ったはちみつがじゅわっと染み出てきました。これは禁断のマリアージュ!塩気と甘みのバランスでヤミツキ系の味わいです。
ドッグのソーセージの塩気と、ゴルゴンゾーラ独特のクセが、はちみつの甘さをうまい具合に緩和します。
悪魔メシの条件「2.食べた者に快楽と同時に背徳感を与えるもの」にあるように、「いけない」とは思いつつ、ついフォークが進んでしまう味…!
はちみつの甘さに負けそうになったら、ワインでリセット。なるほど、力強い濃厚さがちょうどいいです。ぶどうの渋みが口のなかの甘さを一掃し、清涼感をもたらしてくれます。
そしてさっぱりすると、またあの塩気と甘さを求めてしまうんです。
ブルーベリージャムをのせた方も甘酸っぱさが加わり、より恍惚を感じる味わいに。
カロリーが高いとはわかっていても、お皿が空になるまで食べ進めてしまいそうです。怖い!
悪魔メシの条件「3.魂の中に悪魔が目覚めワインが美味しくなるもの」の通り、どうやら私の中の悪魔が目覚めてしまった様子。
とっておきの恍惚と背徳感が味わえます
このあと結局、ドッグをペロリと2本平らげてしまった私。アラフォーなのに非常に苦い経験になってしまいました。が!お察しの通りとても楽しい時間を過ごせました♪
一人でもここまで楽しめるのですから、家族や友人と作ればさらに楽しめるかも。カロリーは気になるものの、
1日くらいこんな風にジャンキーな料理を楽しむ日があってもいいですよね!
ということでみなさんも、とっておきの恍惚と背徳感が味わえる「悪魔メシ」をぜひ試してみてはいかがでしょうか?
「カッシェロ・デル・ディアブロ」とは?
「カッシェロ・デル・ディアブロ」とは、スペイン語で「悪魔の蔵」の意味。その昔、あまりにおいしすぎて盗み飲みをする人が続出したことから、『この蔵には悪魔が棲んでいる』と噂を流し、この美酒を守ったという逸話があります。