『アメリカは「狩り」を最も楽しめる国』 マニアに聞く「エナジードリンク」の世界!

公開日:2017/8/22更新日:2017/8/25

国内外のエナジードリンクをレビューし掲載しているサイトエナジードリンクマニア

 

日本最大級エナジードリンク総合サイト「エナジードリンクマニア」

サイト運営者であるエナジー・ドリン君は、累計3,000本以上もの数を飲んできたエナジードリンクの専門家です。

今回は、国内外のエナジードリンクの魅力について語っていただきました。

画像提供元:エナジードリンクマニア

多いときで年間900~1,000本

普段はどれくらいエナジードリンクを飲んでいますか?

いちばん多いときで、年間900~1000本くらいは飲んでいたと思います。1日2~3本くらいのペースでした。

さすがに飲み過ぎだと思ったので最近はそこまで飲んでいません。今ではノドがかわいた時に、1日1~2本くらいでリフレッシュする感じで飲んでいます。

「ノドが渇いたら飲む」「今日はスッキリしたいからコレにしよう」という感じで生活の一部になっていますね。

コレクションとしてはどれくらいの数をお持ちですか?

正確に数えていませんが、今は1700~1800本くらいはあるんじゃないかなと思います。

1つのブランドだけで多くフレーバー展開されているので、デザインが統一された缶がズラッと並ぶと圧巻なんですよ。

コレクションを見た時に、自分が飲んできた歴史を感じられるのも楽しみの1つです。

これだけあって、コレクションの半分くらいだそうです…!

かなりの数ですね…!保管するのが大変そうですが。

最近までは、DIYで可動式の棚を作ってそこに缶を並べていました。

ただコレクションが増えすぎて棚を設置する壁の面積が足りなくなってしまったので、今はケースに収納して保管しています(笑)

 

収納スペースも足りなくなってきているので、専用の倉庫がほしいですね。

アメリカは「狩り」最も楽しめる国

エナジードリンクを飲むようになったのはいつ頃からでしょうか?

15年ほど前に、ダンスをしにハワイへ行ったときに初めて飲みました。

初めてエナジードリンクに出会ったアメリカ・ハワイ

そのとき知り合ったダンサーに「アメリカ版栄養ドリンク」と勧められて飲んだのがレッドブルです。

はじめて飲んだエナジードリンクの味はどうでしたか?

マズくなくて、クセになる爽快感に驚かされました。

日本の栄養ドリンクのイメージしかなかったので、もう本当にびっくりです。そもそも炭酸だということも知らなかったですね(笑)

それからはダンスの練習前にどのエナジードリンクを飲もうかな、と選ぶのが日常になりました。

レッドブルのほかには「モンスター」「ロックスター」の大容量でカラフルな商品を選ぶのも楽しかったです。

日本に戻ってきた今でも、新しいエナジードリンクと出会うために海外へ足を運ぶそうですが。

2017年はすでに海外へ8回行っています。10月にはデトロイトへ行く予定です。

去年は4回だけだったので、今年はかなり特殊かもしれません。

国内では在日米軍基地に行ったり、エナジードリンクのイベントに参加したりしています。

現地へ行って、具体的にどういったことを楽しむのでしょうか?

シーズンごとに新作を買うのがたまらなく楽しいんです。買う、飲む、コレクションする、という一連の流れを楽しんでいます。

国ごとにエナジードリンクの特色はありますか?

たとえばアメリカは、レッドブル、モンスター、ロックスターがとにかくたくさんフレーバー展開していて、商品陳列を見るのが面白いです。

アメリカ・ロサンゼルスで見つけたエナジードリンク

たまに古いものが残っていることがあり、レア物を狙って短期間のうちに大量の店舗を周る、通称「狩り」を最も楽しめる国でもあります。

 

カナダ・バンクーバーで見つけたエナジードリンク

カナダは「ロックスター」「モンスター」を、地域によって独特のトップカラーやプルタブカラーを採用していることが多いです。

カナダで販売されている、アルコール入りのエナジードリンク

アメリカとは違うシリーズ名をつけたり、アメリカで発売禁止になったアルコール入りのエナジードリンクとして、ロックスターやヴェナムが販売されているのが特徴的です。

 

オーストラリア・シドニーで見つけたエナジードリンク

オーストラリアは商品サイクルが非常に早いですね。1年で4回ほど行っています。

物価が高い国なので、なるべくお金がかからないように気を使っています。まずスーパーで買って、不足分をコンビニで揃えるという流れです。

海外に行くなら欧米が楽しいですよ。マレーシア、シンガポールなどの東南アジアは、エナジードリンク自体があまりなくて静かなイメージです。

オススメのエナジードリンク

国内外のエナジードリンクでオススメできるものはありますか?

日本のものだと、夏限定で発売されたレッドブルサマーエディションが好きです。

Red Bull「Red Bull Energy Drink SUMMER EDITION(日本限定)」

日本で発売されてから合計で600本以上をケース買いしました。今もまだストックがあり週に何本か飲んでいます。

あとは徳島県発、阿波踊り専用エナジードリンク「アワライズ」がオススメです。

 

徳島珈琲「アワライズ」

柑橘系フレーバーで、徳島県産のゆずが使われています。香りも味も飲んだあとの余韻も素晴らしいです。

全国流通させてほしい思いと、徳島で飲む限定感を残して欲しい思いが飲むたびにぶつかります。

 

あとは海外のものをあげるとすると、アメリカのジュースモンスター・パイプラインパンチが何度飲んでも美味しいです。

Monster Energy「JUICE MONSTER Pipeline Punch」

トロピカルフルーツフレーバーの最高峰だと思います。

あまりエナジードリンクを飲んだことがないという人も、すでに色々なフレーバーを楽しんでいる人もこれには衝撃を受けると思いますよ。

エナジードリンクの魅力は効果だけじゃない

毎日エナジードリンクを飲んでいると、カラダに影響が出ることはありませんか?

実はエナジードリンクに入っているカフェイン量は、1本でコーヒー1~2杯分程度。糖分は、コーラなどの炭酸飲料と同じくらいしか入っていないんですよ

ただ毎日それなりに飲んでいるので、健康にはよくないと思っています。

健康面より、エナジードリンクにお金を使いすぎてしまっていますね。少し控えめにしないと・・・と常々思っています。

実際に効果を感じることはありますか?

劇的に体感できる成分として、大量のカフェインが入っているものなら効果を感じることはあります。

アメリカのものだと240mg配合のロックスターが手軽に買えます。これくらいの量になると覚醒感はあると思います。

bangのエナジードリンクなど、400mg近いものは明らかに覚醒感を感じました。

bangのエナジードリンク。

日本のエナジードリンクの場合はどうでしょう。

カフェイン量100mg前後であれば、体質によっては効果を実感する人もいるのではないでしょうか。

といってもコーヒー1杯分程度のカフェイン量ですからね。これだけで何かしらの変化を感じるとしたらカフェインに敏感体質かプラシーボ効果だろうと思います。

カフェイン量以外にカフェインを選ぶべきポイントはありますか?

カフェイン以外の成分はごく微量です。何かを感じるかと聞かれたら何も感じません。

エナジードリンクに効果を求めて飲んでいないので、この辺はかなり冷めてると思います。

日本にもエナジードリンクマニアと呼ばれる人たちが増えましたが、普通の人よりも何倍も飲んでいるにもかかわらず「効果」というワードがほとんど出てこない気がします。

本当にマニアックな人は、味やデザイン、コンセプトを楽しんでいる人が多いですね。

国内のエナジードリンクに、効果以外で評価できる点はありますか?

味わいの部分では、国内のエナジードリンクは評価できると思います。

以前と比べると種類は少なくなってしまいましたが、販売が続いているエナジードリンクはどれもおいしいですからね。

今後やりたいこと

エナジードリンクを飲むようになって、良かったことはありますか?

飲み物全般の楽しみ方が広がったと思います。

エナジードリンクのレビューを書くときは、じっくり味わって飲んでいて。

それがきっかけで、エナジードリンク以外の飲み物を飲むときも、『なぜこれが美味しく感じるのか』を考えながら飲むようになりました。

最後に、今後目標にしていることがあれば教えてください。

まだ300種類くらい飲めていないストックがあるので、順次飲んでエナジードリンクマニアに掲載していくつもりです。

今後も色々な国に行ければいいなと思っています。

 

エナジードリンクマニア

特集

ライター:もぐナビ編集部
記事へのクチコミをするには
会員登録

もぐナビの最新情報をSNSでチェックしよう!

その他の注目ニュース

  • 関連記事
  • アクセス
    ランキング
  • 新着記事
もぐナビの記事や写真などの著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。
お問い合わせはこちらからお願いいたします。

ニュースをもっとチェック!