英国風のティータイムといったらもちろん紅茶と、お供にはスコーンが思い浮かびます。
ぱっくり開いた側面の、“狼の口”と呼ばれる裂け目。
そこから2つに割って、ジャムやクロテッドクリーム*をたっぷりつけていただく。
これが“クリームティー”と呼ばれるアフタヌーンティーのスタイルです。
*クロテッドクリーム:乳脂肪分55%以上の、生クリーム(18%~48%程度)とバター(80%以上)の中間程度の濃厚なクリーム
ローソン「スコーンサンド(チーズクリーム&いちごソース)」
今回ご紹介するのはローソンから発売された、英国風のスコーンとフィリングのセット。
チーズクリームと苺ソースを添えた「スコーンサンド(チーズクリーム&いちごソース)」です。
まずは原材料を見ていきましょう。
先頭は小麦粉、ホイップ、苺シロップ漬け。
ここまででスコーン&クリーム&ジャムのセットが完成しています。
そのあとにはチーズクリーム、マーガリン、卵、加糖練乳、苺ソースなど風味を高める副材料。
本来スコーンには使われませんが、生地はパン酵母で発酵させてあるようですね。
スコーンを水平にスライスし、こんもり盛ったチーズクリームをサンド。
こうすることで、“狼の口”を表現しているようです。
傍らには苺ソースが添えられて、純白と赤のコントラストが目にまぶしいですね。
スコーンは、やや塩味が感じられるソフトクッキーのような味わいです。
クリームはぽってりしつつも舌の上でさらりととろける軽やかなもの。
そしてクリームとチーズの深いコクを響かせます。
甘酸っぱい苺がパッと花を添え、口いっぱいに英国のハーモニー広がる一品でした。
気分は英国
スコーンそのものはしばしばいただく機会があります。
ですが、ジャムはともかくクロテッドクリームはなかなか手に入れづらいもの。
こちらはチーズクリームによる再現となりますが、それでもこの3種の取り合わせといったら!
見た目以上に食べ応えもあって、これは本当に午後の英気を養える優れた習慣といえるでしょう。
気になったらぜひ、体験してみてくださいね!