愛されて60年――横浜の銘菓「ありあけハーバー」を知っていますか?

公開日:2015/4/17

こんにちは!ピノコです。
ようやく私の住んでいる地域では20度を超えるようになってきました。
春本番です!

となると、そろそろ冬物を片づけなければならないところです。
でもまだまだ片づけられないものが・・・。
それは・・・「こ た つ」!

暖かい地域に住んでますが、いつも5月上旬までは出しっぱなしです。
夜はまだまだ冷えますからね。。
決して「面倒臭いから、ついズルズルと・・・。」というわけではありませんよ?^^;

さて、本日ご紹介させて頂くものはこちら!

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ありあけのハーバー ダブルマロン(株式会社ありあけ)です。

どこかで見たことあるレトロなイラストと、
“愛されて60年”の文字・・・。気になる!

このありあけハーバーは昔からある横浜周辺で有名なお菓子です。

「栗饅頭みたいなかんじかな?」と想像しつつ開封!

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バターかな?栗かな?とにかくいい香りがほんの~り漂ってきます。

大きさも、ちょっと食べるにはいい大きさ。
形は“ハーバー”=のイメージ。さすが横浜!

手にとってみると・・・きめ細やかな生地で、かなり“しっとり&柔らかい”!

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中には白餡をベースにした柔らかめの栗餡がたっぷり。
ときどき栗の粒が顔を見せてくれます。

ではいただきまーす! パクっ!

おぉ。
見た目以上にしつこくないし、甘さも上品!
栗の風味がふんわり口に広がります。
これはいくつでもイケちゃう!

和菓子でもなく、かといって洋菓子でもない、
両方のいいとこ取りした、絶妙な位置にいる焼き菓子ではないでしょうか。

飲み物は、さっぱりした渋味のある紅茶や緑茶が合いそうです。

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さて、この「ハーバー」。
“愛されて60年”の文字の裏には、復活という歴史がありました。

最初に発売されたのは1954年のこと。
もともとは「ロマン」という名前だったのが、1966年に「ハーバー」に改名。
横浜銘菓として長く愛されてきました。

が、バブルが崩壊し数年後の1999年。
会社の不動産投機失敗や販売不振などが重なり・・・【倒 産】。

「ハーバー」は突然姿を消すこととなりました。。。

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しかし1年後!

元社員と横浜市民等の有志による“ハーバー復活実行委員会”が発足!

「ハーバー」をこよなく愛する方々の熱い想いによって
2001年、パワーアップをして【復 活】出来たというお話なんだとか。

発売日もお客さんが行列をなしたようで、工場から届く「ハーバー」に
拍手が起こったとか。
みんな本当に嬉しかったのですね。
きっとその場の方々には幸せな一体感があったのではないでしょうか。

現在では姉妹品もいろいろあって、どれもおいしそう。
2009年日本観光協会会長賞を受賞した「ありあけハーバー黒船ショコラ」も、
ぜひ食べてみたいし、東京限定の「東京スカイハーバー」も気になる!

社員・お客さんが一丸となって再出発させた「ハーバー」は、
今、快進撃を続けています。これからも末永く愛されるお菓子でありますように!

ごちそうさまでした!(^人^)

特集

ライター:ピノコ

「ご当地感満載のものや、ちょっと変わったものに興味津々!」な、アラサー女子のピノコと申します。 旅行に行けば、お土産屋さんよりも、地元スーパーに入るのが楽しみ♪ 「この土地の人々に愛されている食べ物ってなんだろう?」とワクワク感が止まりません。 異様に目をキラキラさせて品物を見ているので、いつか通報されないかと心配しています^^;

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