皆様ごきげんよう。菅目直衣、一筆啓上つかまつる。
盆も過ぎ、降るは秋霖(しゅうりん)、すすき梅雨。風もすっかり涼しくなって、季節の移り変わりに戸惑う今日この頃。
こんな折は体調を崩しがちなもの、どうかお気をつけありたい。
チロルチョコとのコラボレーション、「チロルチョコ・コーヒーヌガーエクレア」「6Pチロルチョコ・ミルクプチエクレア」
さてかねてより各所とコラボレートしてきたスイーツメーカー・モンテールが、今度はチロルチョコとコラボレートした模様。
チロルチョコの人気定番商品二つをモデルにしたエクレアが発売されたのだ。
ひとつはまさにブランドの看板、ザ・チロルチョコとでも言うべきコーヒーヌガーをイメージし、もうひとつはコーヒーヌガーに負けず劣らずの人気定番商品・ミルク仕立て。
誰でも一度は食べたことがあるだろうチロルチョコを、エクレアでどのように表現したものか大変気になるところ。さっそく順に見ていくとしよう。
チロルチョコ・コーヒーヌガーエクレア
パッケージのチロルはほぼ原寸大
まずはコーヒーヌガーをイメージした、その名も「チロルチョコ・コーヒーヌガーエクレア」。
パッケージではチロルチョコがドロン!とエクレアに化けている。
中はキャラメル、コーヒー2層仕立て
外見は普通のエクレアにしか見えない「チロルチョコ・コーヒーヌガーエクレア」を一口かじってみると、中身はなんと2層仕立てになっていた。
茶色いペーストはとろっと甘いカラメル味。薄茶色のホイップはほろ苦さを利かせたコーヒー味。二つのクリームがサックリした皮の中いっぱいに詰まっている。
実はチロルチョコの中に入っているあのキャラメルのようなものは、その名にあるようにコーヒー味のヌガー(砂糖と水飴を低温で煮詰めたソフトキャンデーの一種)。
ほろ苦さと香ばしい甘さのバランスもそのままに、ザ・チロルチョコの味わいを再現している。
たださすがにエクレアでは食べづらくなってしまうためだろう、あのねっとり歯に粘りつくような食感を再現するわけにはいかなかったようだ。
6Pチロルチョコ・ミルクプチエクレア
こちらのチロルはちょっと大きめ?
次はチロルチョコ・ミルク仕立ての「6Pチロルチョコ・ミルクプチエクレア」。
こちらもドロン!と化けも化けたり、ミニサイズのエクレア6つに化けている。
サイズはミニでもクリームたっぷり
こちらも外見は少々小ぶりな普通のエクレア、しかしその中はクリームたっぷりではちきれそうなほど。
ほんのり黄色がかったクリームは軽いながらもミルキーでコクがあり、ちょっと塩気を感じさせる独特の味わい。
北海道産生クリームとホイップのブレンドに、隠し味としてチーズペーストが入っているのがその秘密なのだ。
チロルチョコ・ミルクも生クリーム入りではあるが、やはり生菓子であるエクレアにはフレッシュさで一歩譲るのはしかたがない。
持ち味を活かしてモデルを超えた、見事な仕上がりといえるだろう。
おしゃれな化粧箱入りなので、お茶会などにそのまま出せるのもうれしいところ。
まとめ
それぞれの味わいもさることながら、ちょっと地味目な外見の中に秘められた奥深いフレーバーというつくりまでしっかり再現したチロルチョコとのコラボエクレア、それぞれモデルと食べ比べるとなお楽しいのでぜひ試して欲しい。
9月7日には逆にモンテールのスイーツを再現したチロルチョコも出るので、そちらも今からチェックしておくといいだろう。
それではせっかく冷えたこのエクレア、ぬるくならないうちに片付けるとしよう。涼しくなったとはいえ、晴れて日が差す午後は少々残暑がこたえる。