みなさん、「ハイチュウ」はご存知ですよね。
硬い飴でもなければキャラメルでもない、ちょっとガムみたいな弾力があるチューイングソフトキャンデーです。
実はこの7月26日、ローソン限定でそのハイチュウの味と食感を再現したという「ハイチュウアイス」が発売されました。
味はともかくハイチュウ独特の、あの“伸びる”食感をどのように再現したのでしょうか。
伸びるアイスといってまず思いつくのはドンドゥルマ(トルコアイス)。
伸びるうえに、お餅のような粘りを持ったアイスがその正体なのか、オリジナルのハイチュウとどっちが伸びるのか。
今回はそのあたりを徹底比較してみたいと思います。
まずは原材料をチェック
ドンドゥルマはサーレップという一種の多糖類でその強力な粘りを出しているのですが、ハイチュウアイスはどうでしょう。
原材料欄を見てみると、グレープソースや砂糖に水あめ、植物油、乳製品と特に変わったものは入っていなさそうです。
ただ加工デンプンと増粘多糖類からなる安定剤がちょっとそれらしいですね。
ふたを開けてみましょう
ではふたを開けて、中のアイスを実際に見てみましょう。
白いアイスを中央から6つに区切るように、紫色のグレープソースが入っています。
ハイチュウと見比べてみても、色の濃淡はあれど白と紫の組み合わせは一緒ですね。
伸ばしてみよう
ではそれぞれを伸ばしてみましょう。
ハイチュウの両端を持ってゆっくり引っ張ると、軽く倍近くに伸びました。
ハイチュウアイスにスプーンを入れて引き上げると……これがほとんど伸びません。
普通のアイスとさして変わりがない程度でした。これはどうしたことでしょう。もう一度説明をよく読むと、伸びる“食感”とあります。
ということは、食べてみるとその秘密がわかるのかもしれません。
食べてみよう
先ほどすくったハイチュウアイスを口に運ぶと……これは!
まさに味わいはハイチュウそのものです。
ちょっとヨーグルトっぽい甘酸っぱさをベースに、グレープの風味があわさって口いっぱいに広がります。
そして肝心の食感はというと、“伸びる”というよりは“もったり”という感じ。でも、さらりと溶けずにゆるい塊のようなその口当たりは、噛んで柔らかくなったハイチュウによく似ています。
伸びこそしないがハイチュウアイスはハイチュウだった
スプーンですくったときには驚きましたが、味はもちろん独特の食感を見事に再現していたハイチュウアイス。
さすがにぐいぐい噛める歯応えはありませんが、ひんやり冷たいのに柔らかいハイチュウを食べている気分にさせてくれました。
暑いこの時期にもちょうどぴったり、この不思議な食感をぜひお試しあれ。
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