お出かけ中やお仕事中など、手軽に飲めるコンビニコーヒー。
コンビニ各社でオリジナルのコーヒーを提供していますが、どのくらい味わいに違いがあるのでしょうか?
今回は、「ローソン」「ファミリーマート」「セブンイレブン」「ミニストップ」4社のホットコーヒーを徹底的に飲み比べてみました!
もくじ:
・「エスプレッソ式」と「ドリップ式」
・ローソン
・ファミリーマート
・セブンイレブン
・ミニストップ
コーヒーの淹れ方がちがう!「エスプレッソ抽出」と「ドリップ抽出」
コンビニ各社のコーヒーには、味以前に違いがあるんです。
それは抽出方法。
「エスプレッソ抽出」と「ドリップ抽出」の2種類があるので、まずはその違いから簡単にご説明しますね。
エスプレッソ抽出
ローソンとファミリーマートは「エスプレッソ抽出」を採用しています。
コーヒーの粉に高圧のお湯を送って、短時間で抽出する方法です。
約30mlの少量で濃いエスプレッソコーヒーができあがります。そして、カップで飲む適量(約150ml)までさらにお湯を加えた、「アメリカーノ」と呼ばれるコーヒーにして提供します。
エスプレッソ特有の苦味とコクを残しながらも、お湯で割ることで後味はスッキリとしているのが特徴です。
ドリップ抽出
セブンイレブンとミニストップは「ドリップ抽出」を採用しています。
ペーパードリップにコーヒー粉を入れ、お湯を注いでろ過しながら抽出する方法です。
ろ過することで、色と味に透明感が出るのが特徴と言われています。
エスプレッソとドリップ。コーヒーの淹れ方に、すでに違いがあったなんてご存知でしたか?
それではさっそく、4社を飲み比べていきます!
①ローソン:やさしくて深いマイルドなコク
まず1つめは、ローソンの「ブレンドコーヒー」Sサイズ 税込100円。
ローソンでは、コーヒー豆の農園・生産地域を100%指定。ブラジル・コロンビア・グアテマラ・タンザニアの4ヶ国5種のコーヒー豆をブレンドしています。
酸味よりも苦味がややつよめですが、全体的にまろやかでコクがあります。香ばしい香りも特徴。
ローソンのホットコーヒーは2017年春にリニューアルされたばかり。「バランス極めたコクと旨み」というキャッチフレーズも、納得の味わいです。
またコンビニ4社の中で唯一、セルフではなく店員さんに淹れてもらい手渡しでいただくスタイルとなっています。
★特徴:まろやかなコク
★おすすめシーン:お仕事中や読書中にそっと一口
②ファミリーマート:華やかで甘みも感じる1杯
2つめは、ファミリーマートの「ブレンドS」税込100円。
コーヒー豆はグアテマラとブラジルの2種をブレンド。
豆の選定からブレンドの比率、鮮度を保つための工夫など細部にまでこだわっています。
口に含んだ瞬間の華やかな香りが特徴で、苦味の中にどこか甘みを感じられます。
またエスプレッソマシンの隣には、キャラメルソースやココアシュガー、シナモンパウダーが置いてあり、無料でトッピングができますよ。
★特徴:苦味の中に上品な甘み
★おすすめシーン:午後のリラックスタイムに
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③セブンイレブン:バランス良くスッキリとした味わい
3つめは、セブンイレブンの「ホットコーヒー」レギュラー 税込100円。
ウォッシュド方式(水洗式)で精製されたアラビカ種100%のブレンドコーヒーです。
苦味と酸味のバランスが取れたマイルドな口当たりで、後味はスッキリ。非常に飲みやすいと感じました。
朝に飲む仕事前の1杯にぴったりですね。
★特徴:ライトな口当たり&後味スッキリ
★おすすめシーン:目覚ましの1杯
④ミニストップ:ほろ苦で余韻まで楽しめる
最後は、ミニストップの「ホットコーヒー」Sサイズ 税込100円です。
マンデリンという高品質の豆をはじめとする、アラビカ4種をブレンドしたコーヒーです。うち1種を熱風ではなく直火で焙煎することで、ほろ苦さを生み出しています。
実際に飲んでみても、深みのあるつよい苦味が特徴で、余韻までじっくりと楽しめました。
ミニストップはソフトクリームやパフェなども充実しているので、デザートと一緒に味わいたい1杯です。
★特徴:奥深いコクと余韻
★おすすめシーン:甘いものと一緒に
今後のリニューアルにも目が離せない!
以上、大手コンビニ4社のコーヒーの飲み比べでした。
ローソンが2017年3月に、また、ミニストップが2016年10月にホットコーヒーをリニューアルしたように、各社は今後も改良を重ね、よりおいしくなっていくと予想されます。
「いつも近所の決まったコンビニしか利用しない。」という方も、リニューアルを気にしてみたり、別のコンビニへ足を伸ばしてみたら、新たな発見があって楽しいかもしれませんね♪
今回の飲み比べた感想は筆者の主観によるものなので、ぜひご自身の舌で実際に確かめてみてください!