テーマは「世界の鍋料理」!。10月18日に、無印良品から「手づくり鍋の素」が発売されました。
「ビスク鍋」「トムヤムクン鍋」「胡麻味噌坦々鍋」「サムゲタン鍋」と、ちょっとエスニックな珍しい鍋の味が揃っているんです。そこで今回はこの4種類すべてを実食!中身、味、しめの項目に分けてレビューしていきたいと思います!
もくじ:
- 「トムヤムクン鍋」
- 「胡麻味噌坦々鍋」
- 「ビスク鍋」
- 「サムゲタン鍋」
まずはエスニック料理の代表格「トムヤムクン鍋」
「世界三大スープ」のひとつとも言われるほど有名なトムヤムクン。あの酸味と辛味がむしょうに食べたくなる時ってありますよね。パッケージには、
ライム・レモン・唐辛子をつかった酸っぱくて辛いスープを、 レモングラスで爽やかに仕
あげました。 しめにご飯や春雨を加えて楽しめます。
とあります。
化学調味料・合成着色料・香料不使用です。
今回はパッケージに記載された食材を揃えました!もちろん、このほかにお好みの野菜でもOKです。
トムヤムクン鍋、中身は?
とろりと赤みがかったクリーミーなタレです。
ライムやレモンのフレッシュな香りとともに、鼻をツンと刺激する香りも。異国情緒を感じますね~。
ここに牛乳と水を加え、よくかき混ぜて火にかけます。
鶏肉とえび、煮えにくい野菜から順に入れて、火が通れば出来上がりです!
食欲を刺激するいい香り♪
では熱いうちに、いただきます!
酸味の強い辛味が本格的!トムヤムクン鍋
トムヤムクンおなじみの、あの独特の香りと、後から舌に残るピリピリとした「酸っぱ辛さ」がしっかり感じられますね!
食材がスープを吸い込み、とても本格的な味わいです!エビは身がホロっと崩れて、旨みもしっかり。
スープの辛味が立っているからか、トマトを始め、野菜がとても甘く感じます。
レモングラスやライムおかげで、口のなかもスッキリ爽やかになってきました。
辛味、酸味、そして野菜の甘みで複雑な味になっていて、「から~い!」と汗をかきながらも箸が止まりません!
トムヤムクンに使うスパイスをイチから揃えて作るとなるととても大変そうですが、これなら本当に便利!買い置きしておきたくなる商品です。
トムヤムクン鍋のしめは…「春雨」!
そうめんやフォーもいいですが、今回は春雨をチョイス!
ぬるま湯で柔らかく戻したものを入れて、5分ほど煮ました。
スープを吸ってオレンジ色になった春雨は、口に入れるとじゅわっとスープが染み出して本当においしいんです!この酸味の強い辛味、女性はとくに好きな味ではないでしょうか?
でも、勢いよくすするとむせるので注意しましょう!
中国四川省がルーツ「胡麻味噌坦々鍋」
続いては、最近鍋の素でも多く見かけるようになった「坦々鍋」。パッケージには、
胡麻の風味を生かした濃厚で程よい辛味が特長の胡麻味噌担々鍋の素です。しめに、 ごはんや麺を加えてもおいしく召し上がれます。
とあります。
化学調味料・合成着色料・香料不使用です。
このほか、ニラやお好みの野菜を入れてもおいしくできます。
胡麻味噌坦々鍋、中身は?
中身はねりごまと味噌が入っているからか、粘度のあるタレ。ごまの甘みのある風味、濃厚さが伝わってくる香りです。
ここに水を足してかき混ぜ……と、作り方はさきほどのトムヤムクン鍋と同様です。
はい、完成しました!
良い具合に煮えています♪
ごまの風味濃厚!深みのある胡麻味噌坦々鍋
中国・四川省ならではの「辛味を効かせた味わい」なのかと思いきや、ねりごまや味噌のコクが感じられる甘みのあるおいしさ。
豆板醤が入っていますが、辛さはそこまで主張せず、後からじんわり来る程度です。
パッケージを真似して入れたまるごとの椎茸は、ぷりぷりとした弾力で食べごたえがあっておいしい!
ひき肉の旨みを吸い込んだシャキシャキのもやしも、さらに食欲をそそります。
ニンニク、ショウガが入っているから、こちらもとっても暖まりますね!
胡麻味噌坦々鍋のしめは…「トック」!
ごはんやラーメンもおすすめですが、今回選んだのは韓国のお餅「トック」。薄いので2分程度煮込むだけでOK! くにゅくにゅ、もちもちの食感に変わります。
トックの甘みと濃厚な胡麻味噌スープがよく絡んで相性バツグンでした!
洋風仕立ての「ビスク鍋」
えびの殻などから取ったダシで作る、フランス料理では定番の「アメリケーヌソース」を使った「ビスク鍋」。
個人的に一番気になっていた鍋です!
パッケージには、
野菜の旨みとアメリケーヌソースのコクを生かしたビスク鍋の素です。鶏肉や野菜などを加え、 しめにチーズを加え、チーズフォンデュやリゾットも楽しめます。
とあります。
化学調味料・合成着色料・香料不使用です。
鶏もも肉の代わりに豚肉や白身魚を使ったり、トマトを入れたりしてもおいしそうです!
ビスク鍋、中身は?
見た目は赤く、トマトペーストのようですね。注ぐとトマトの酸味と一緒に、エビの濃厚な香りが立ちます。
きれいなオレンジ色になりました!
火が通りにくい鶏肉から入れ、順に野菜も加えていきます。
完成!えびの濃厚な香りが際立ちます。
今回は用意していませんでしたが、バゲットを浸して食べるのもいいかもしれません!
えび、トマト、野菜の旨みのナイスバランス!ビスク鍋
鶏肉はぷりぷり、キャベツはシャキシャキ!
アメリケーヌソースのコクと合わさり、食材からも濃厚な旨みを感じます。
とくにブロッコリーがおいしい!つぼみの部分にスープがからんで、もっとたくさん入れれば良かったと思ってしまうほど。
牛乳くささはまったくなく、まろやかなので、牛乳が苦手でもきっとおいしく食べられますよ。
しめの前に、とろけるチーズを加えてフォンデュを楽しむのもおすすめです。
ビスク鍋のしめは…「チーズリゾット」!
フォンデュを楽しんだあとは、ごはんを入れてチーズリゾットに!
色んな食材の旨みが溶けて、エビの濃厚さと融合しています。
塩コショウを入れると味がグッと引き締まり、さらに満足感が得られる一品に♪
韓国発祥の人気料理!「サムゲタン鍋」
最後は薬膳料理としても知られる、韓国の人気鍋「サムゲタン」。
パッケージには、
チキンの旨みと生姜をきかせたサムゲタン鍋の素です。 しめに、 うどんやそうめんを加
えてもおいしく召し上がれます。
とあります。
化学調味料・合成着色料・香料不使用です。
サムゲタン鍋、中身は?
中身はサラサラとした薄い茶色のスープ。ショウガが強く香ります。
漢方のような香りはまったくありません。
今回はエリンギも加えて作っていきます!
こちらも鶏肉から順番に入れ、火の通りにくいものから煮ていきます。
ここまでだいたい15~20分ほど。
おいしそうに煮えたところで、いただきます!
体に染み渡る、優しい味のサムゲタン鍋
ショウガと鶏だしが効いた、塩味主体のあっさり系スープ。体全体に旨みが行き渡るような優し~い味です。ねぎはトロッと柔らかく、とくに水菜はスープの鶏だしが染み込んでいておいしいですね!
エリンギはコリコリ食感が良く、加えて正解でした!
サムゲタン鍋のしめは…「うどん」!
ごはんやそうめんもいいですが、今回しめに選んだのは「ゆでうどん」。
スープの鶏だしがうどんにバッチリ絡んで、するすると食べられます。
たまごを落とすと、よりマイルドになりますね!
また、一味をかけるのもおすすめです♪
まとめ
切って入れるだけの手づくり鍋の素、どれも簡単なのに本格的な味わいで、満足できる商品でした。しめも雑炊だけでなく、色々試せたのも飽きが来なくていいですね。
また、無印良品の本シリーズは化学調味料、 合成着色料、 香料不使用と、誰でも安心して食べられることも魅力のひとつです。
賞味期限も1年近くあるので、買い置きしておけばラクラク。みなさんもお気に入りの味を見つけて、世界の味を食べてみてくださいね!