ごはんのおともに最適な『鮭フレーク』。おにぎりやお茶漬けの具材として常備している方も多いですよね。
私の家の冷蔵庫にも必ず入っています。日々、鮭フレークを使っている中で、「メーカー各社で中身に違いはあるんだろうか?」と疑問に思うように…。
そこで今回は「イオントップバリュ」「セブンプレミアム」「SEIYUみなさまのお墨付き」と、プライベートブランド3社の鮭フレークを食べ比べ!
商品の違いをチェックしてみたいと思います。
まずは3社の中身を見比べてみよう
上:イオントップバリュ、左下:セブンプレミアム、右下:SEIYUみなさまのお墨付き
パッと見ただけでも、色や形に違いがあることが分かります。なかなか興味深いですね!
栄養成分を一覧にしてみた
今回ご紹介するのはどれも2個パックで販売されているものです。今回は見比べやすいように、1瓶の栄養成分を一覧化してみました。同じ鮭フレークでも多少の違いがありますね。
イオントップバリュの『さけフレーク』
まずは「イオントップバリュ」の『さけフレーク』から詳しく見ていきましょう。
60g×2個パックで、価格は税込321円です。
北海道産の白鮭を使ったフレーク。その他、粉末水あめや魚骨粉末なども入っています。
ちなみに「白鮭」というのは昔から日本の河川で獲れる鮭のこと。別名「秋鮭」とも呼ばれます。対して「紅鮭」はオホーツク海などに生息する鮭。日本ではロシアやアラスカ産が多く販売されています。
開けてみるとキレイなピンク色。鮭の身は小さくほぐされていて、パラパラッとした印象です。
食べてみると、塩気は控えめ。ほのかな甘みを感じる優しい口当たりです。
噛むごとに魚の旨みがギュッと出てくるので、モリモリご飯を食べたくなります。「塩辛いのが苦手」という人におすすめしたい一品。
塩気:★☆☆☆☆
旨味:★★★☆☆
鮭感:★★☆☆☆
その他の食べ方:チーズやマヨネーズと合わせて「鮭トースト」に!
セブンプレミアムの『北海道産あらほぐし 焼さけ』
続いては「セブンプレミアム」の『北海道産あらほぐし 焼さけ』。
55g×2個パックで、価格はこちらも税込321円です。
セブン&アイグループとニッスイとの共同開発商品とのこと。天日塩を使っていることと、カルシウム入りという点がポイントです。
“あらほぐし”とあるように、細かなものから大ぶりのものまで大きさもさまざま。家で焼いた鮭をほぐしたような見た目です。
塩気は効いているのですが、まろやかでうまみが感じられる味わい。これはご飯の甘みと相性抜群です!時折、鮭の苦味も感じられるのがまたイイですね。大人向けのおつまみとしてもおすすめです。
塩気:★★★☆☆
旨味:★★★★☆
鮭感:★★★★★
その他の食べ方:旨みのある塩気を生かして「グラタン」に!
SEIYUみなさまのお墨付きの『ふっくら仕立て 鮭フレーク』
最後にご紹介するのは、SEIYUのプライベートブランド「みなさまのお墨付き」から、『ふっくら仕立て 鮭フレーク』。
全国の主婦に評価を依頼した“消費者テスト”で70%以上の支持率を得たものだけを商品化する「みなさまのお墨付き」。味だけでなく容量や価格もチェックと、厳しい目で選んだ納得のラインナップなんです。
鮭は天然ものを使用。原材料欄にはかつおエキスパウダーや昆布、酵母エキスなども書かれています。製造元は「マルハニチロ」です。
ピンクというよりオレンジがかった身の色。食べやすいフレーク状で、しっとりとしています。
ふわっと軽い舌ざわり。口の中でほどけるようにスッと溶けていくので、食感としては“桜でんぶ”に近い印象です。
味は塩味が強めで、鮭だけでなくかつおなどの風味も感じられます。これなら食欲がないときでもペロッとごはんが食べられそう。
塩気:★★★★☆
旨味:★★★☆☆
鮭感:★★☆☆☆
その他の食べ方:口溶けの良さを生かして「卵焼き」に!
まとめ
ひとくちに“鮭フレーク”といっても、こんなに個性があるものなんですね!甘め仕立てのもの、手ほぐし感があるもの、塩気が効いているもの。みなさんのお好みはどんな鮭フレークでしょうか?今回ご紹介した鮭フレークは2個パックなので、友達同士でシェアして食べ比べるのも楽しいかもしれませんね♪