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ビールとしての若干の半端さが否めません
鮮やかにグラデーションの効いた青色が綺麗なラベルに目を惹かれ、購入致しました。
その見た目通りの、スッキリとした味わいと爽やかな飲み心地は悪くはないのですが、どうしてもビールとして楽しもうとすると中途半端な印象が拭えません。一口目こそ、その爽快な喉越しに好印象を抱きますが、飲み続けていくうちに次第に表出してくる、スーパードライ等と比べると微妙なコクや飲み口に違和感を覚えてきます。
そもそものコンセプトからして、従来のビールとは一線を画した爽快さに重きを置いたビールだとは思うのですが、どちらかというとクールというよりは単純に炭酸強めで薄口なビール…「クラーラ」という、ビールと炭酸を1対1で割ったカクテルがあるのですが、これを想起させる何とも言えない出来でした。
アルコールが4%と少々弱めなのでビールそのものに飲みなれていない方や、微妙に飲み足りない時の2本目なんかにはいいのではないかと思います。