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胚芽押麦 大麦は、調味料の1種。
白米に適量加えて炊くと食物繊維たっぷりの麦飯が出来上がる、というもの。
麦飯として食べ易くなる様、一粒一粒を潰してあるという。「押麦」とはそういう意味らしい。
戦国時代は、麦飯を食べたくない平民が足軽になれば白米が食えるという理由で戦に加わった、という話がある。健康の為に粗食に努めた徳川家康は天下人となっても麦飯を日頃から食していたという話も。要するに、麦入りの飯は旨くなく、仕方なく食べるものだった様だが、現在は精麦技術も進んでいる上、麦飯といいつつも配合は白米がメインなので、粗末で旨くない主食、というものではなくなっている。
寧ろヘルシー感があり、食感にも変化が加わっておかずが不要になる。