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春雨ガチンコ対決
春雨じゃガチンコ対決といこう、と書こうかと思ったがさすがに二発目となると閲覧者諸君から厳しい評価を受けるやもしれぬので控えることにした。そんな慎ましい心持ちとは裏腹に、今回は春雨のガチンコ対決だ。といっても真っ向勝負ではない。ローソンが販売するはスープ春雨の担担味と昨日いただいたセブンの春雨ヌードル辛タンメン味の食べ比べだ。同じ春雨といっても挑戦者のローソンは39.5グラム148円の担担味。迎え撃つセブンは51グラム170円の辛タンメン味だ。そもそも世の中にまったくの同一条件で比較できるものは少ない。食べ物であるからには、味はもちろんのこと香りや食感さらには量やコスパまで含め総合的に評価すべきだろう。何はともあれ準備にとりかからねば。フタを開けると小袋が2つ。液体スープと粉末スープ。なんとこの商品、それらを先に入れて熱湯を注ぎ、3分たったら混ぜ混ぜして完成という簡単手順なのだ。スープを先に入れると麺が戻らないと注意書きする商品が多い中では珍しいスタイルだ。出来上がりの見た目はセブンの辛タンメンと大きく違わない。春雨がスープに沈んでいることから麺量が少ないことがわかる。だからこその「スープ春雨」か。これはスープなんだけど春雨を入れておきました的な。熟考された商品名と言うべきか、言い訳がましいと言うべきか。いやいや言い訳がましいのは自分であった。見た目は違わないといいつつ緑色が多い気がする。なんとチンゲン菜だ。セブンの辛タンメンはキャベツだった。担坦とタンメンの差か。まずスープをいただく。これはしっかり担担味だ。担々麺スープほどではないがちゃんと濃厚でコクがある。辛タンメンのほうがサラッとしていた。そして春雨。もちっと食感を書いてあるが、まぁ普通の春雨という印象だ。セブンのほうがしっかりした食感だった。やはり麺量が少ないので数口ほど食べて終わってしまった。スープが濃厚なぶん満足感が得られるが食後の腹持ちが心配だ。朝7時に食べたとして10時には小腹が空いて何か食べたくなるかもしれない。そこまで考慮すると22円の差は微妙だ。10時にチロルチョコ1個で昼まで引き伸ばせるか?難しいだろう。11時にはお腹がグーっと鳴るに決まってる。静まり返った会議室で自分のお腹がグーっと鳴るシーンを想像してみい。おっそろしいわい。恥ずかしいわい。てなわけで、お値段が少しばかり高くてもここはセブンの春雨辛タンメンの勝ちとさせていただこう。あれでも最近はオンライン会議になったからお腹が鳴ったくらいじゃ相手に聞こえないか。担坦...もとい...チャンチャン♪