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クセになってる
コレ見つけるの苦労した。お店じゃなくてもぐナビで。商品画像が合格祈願バージョンになってたから違うと思って他を探してしもた。コレそのものは買ってあったんで、いつもどおり食べた。熱湯で?うんにゃ。熱々の牛乳っしょ。皆やるよね。その昔、女子高生のあいだで流行ったのが始まりだそうな。諸説あるけど。その後、ミルクシーフードの販売に至ったんだからすごい話だ。でもね、ミルクシーフードってそんなに濃厚じゃないと思う。万人受けするようにマイルドな味になってる。オリジナルのシーフードに熱々の牛乳を入れるとけっこう濃厚コテコテになるんよ。牛乳100%だとややしつこいので、牛乳と水を50:50くらいにしたほうがいいと思う。鍋で熱するときは気をつけなきゃいかんよ。放っておくと泡立ってきて吹きこぼれるから。鍋のまわりベチャベチャになったら自分が泡を吹くよ。だから鍋の様子をジーッと見とないと。脇見しちゃいかん。泡立つの一瞬だから。集中力が試されるわけ。あとね、鍋からカップに熱々の牛乳を入れるときも注意しないと。ヤカンみたにいかないから。目安線までまだかななんて油断してるとドバッと入れすぎるよ。かといってチビチビやりすぎると鍋を伝って熱々の牛乳さんがこぼれ落ちるよ。これも集中力が試されるわけ。それらの試練を乗り越えた先には幸せな世界が待ってる。スープは真っ白。美しい。見てるだけで幸せな気分になる。シーフードの香りがする。これも幸せ。スープを飲むとミルクのコクを感じる。ああ美味しい。とっても幸せ。麺はちょっと固め。牛乳だと戻りにくいから。でもそのアルデンテ感がまたいい。極めつけは具材のシーフードたち。白いスープの中から次々と現れる。みんなそこにいたんだね。イカさん待ってたよ的な。クセになるっていうか、クセになってるわけ。シーフードヌードルはお手軽に幸せな気分になれる素晴らしいカップ麺だと思う。ごちそうさま。