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元祖の文字に惹かれた
ティーヌン(TINUN)って知らないし、トムヤムラーメンという物を食べた事が無かった(トムヤムクンならある)トムヤムどしろうとであるわたしが手を延ばしてしまったのも、そう。元祖という文字に妙に惹かれたのとどこか古惚けた懐かしみのある赤い色のカップが魅力的だったからに違いない。
ムエタイのトレードマークがやけに主張してるのが空恐ろしい..一瞬手を止そうになった..が、結局何だか分からないけど「買っちゃって」いた。
スープは写真で見る程真っ赤っかんでは無かった。味も、あっさりと..!案外マイルドで飲みやすいんだな、と思った程。ほぐほぐつるりん、麺の食味。トムヤム特有の酸味は箸がすすむうちだんだんと気にならなくなっていった。こんなに舌に馴染むものなのかな。なんか好きになるな..。ベタベタしてなくて..元祖、ってそういうものなのかもしれない。食べながら「もう2個くらい買っておいてもよかったかな」気に入ったっぽい。
カップ麺においてはいっぱいいっぱい新商品が次々と出るもんね。つい、やっぱりそっちに手が行きかねない。でもこのムエタイマークのついている元祖トムヤムラーメンが定番商品として並べられている風景も悪くないかな。そう思える一品でした。