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シビレ辛さでゴマかしちゃいかんぜよ
先週コンビニで買った担々麺。調べてみると新発売だった。最近カップ麺を食べすぎて脳より先にカラダが新商品に反応するようになったのだろうか。ヤバいかもしれない。そのうち自分がカップ人間になる夢を見そうだ。さてその商品とはマルちゃんから発売された本気盛シビレる辛さの濃厚担々麺だ。本気盛シリーズは複数販売されてきたが現時点で公式ウェブサイトに掲載されているのは担々麺と豚しおの2種類しかない。それ以外の商品は販売終了したようだ。売れ行きを見て入れ替えを繰り返しているのだろうか。なんて厳しい世界なんだ。開発者にしてみれば短期間で結果が出て次の商品へのフィードバックになるかもしれない。ジョブチューンに出演される食品会社の方々の説明を伺うと日々努力されている様子が伝わってくる。本当に頭が下がる思いだ。とはいえ消費者として厳しい目で商品を見極めなければならない。この担々麺の謳い文句は「花椒のシビレと唐辛子の辛味を利かせたコク」だ。いざ実食して確かめてみようじゃないか。今回は麺からいってみよう。揚げ麺ながら太くてコシがある。好みの食感だ。次に具材をいただく。鶏挽肉はしっかり味付けされていて旨味がある。ちゃんとチンゲン菜が入っているのも有り難い。いよいよスープだ。謳い文句どおりのシビレ辛さを感じる。けっこう強い。だがコクがあるかと言われると微妙だ。胡麻が足りない気がする。成分表にはすりごまとねりごまの表記があるが実際にはあまり感じられない。シビレ辛さを求めるあまり胡麻の風味が飛んでしまったのか。辛さでコクをゴマかす意図だろうか。ゴマだけに。おーっと失礼。付属の後入れ特製油が真っ赤だったのが気になる。辛さ調整とは書いてなかったから全量投入したが、その前にスープの味を確かめればよかったかもしれない。でもなぁ、メーカーの推奨手順に従って食べたんだから、これはこれで尊重すべき結果なのだろう。もちろん個人の感想としてだが。今後のリニューアルに期待したい。
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