3
ごくフツーの味噌ラーメン
今回いただくのはサンヨー食品の札幌ラーメン「どさん子監修 味噌ラーメン」。どさん子って創業昭和36年だと。チェーン店ブームの先駆けだったんやて。でも実は東京出身の創業者が北海道物産展を見てひらめいたらしいんよ。へーって感じ。道産子ってもともと北海道産の馬の品種だよね。北海道出身の人が自分のこと道産子だと言うのを聞いたりするけど。お店のウリが味噌ラーメンてのも不思議。まぁ世の中いろいろ不思議な話があるってことで。さっそく準備にとりかかるとすっぺ(どこ出身?)。フタを開けるとオールイン状態。楽ちんだね。朝にピッタリだよ。熱湯を注いで5分。長め。フタに付いてた調味油「仕上げの小袋」をインすれば出来上がり。具材は豊富。肉そぼろとゴマとコーンともやしとネギ。コーンともやしが入ってるのは立派やね。もやしの量はけっこう多い。黒い粒が浮いてて、胡椒かと思ったら黒ゴマ。どさん子ラーメンの特徴なんだと。まずはスープから。ズズズ... うーむ、何と言うか、特に目立つ特徴はない。濃厚ではなく奥深いわけでもなく角のないフツーの味。「炒め野菜香る」と書いてあるんだけど、香るというほどではなく、野菜の甘味が感じられるという印象。麺は太いちぢれ麺。歯ごたえがある。カップも大きめなので食べごたえはあるけど、スープが比較的あっさりしてるので腹にもたれない。てな感じで、ごくフツーの味噌ラーメン。「すみれ」とか「けやき」とは対照的な商品。子供でも安心して食べられそうなカップ麺かな。ごちそうさま。