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良いのか悪いのか、こんなものなのか違うのか
初めての十六穀ご飯。求めたのは食べやすさじゃなくて、十六穀らしさ。それが十六穀というものなら、少しくらい食べづらくてかまわない。
口にしてみれば、香りもクセもなく、もちもち感も噛みごたえもない。噛むほど味が出てくることを期待したけど、よく噛まないといけないほど固くもないし、どんなに噛もうが味気も素っ気も出てこない。
味付けご飯と違うことはわかってる。でも白いご飯には無い味わいがあるかと思った。クセや硬さがあるからと敬遠している人と、味わい深さや噛みごたえを求める人、それぞれ全く逆方向にイメージを変えそうな十六穀ご飯。
自分は他を味わったことがない。十六穀ご飯って、こういうものなのかもしれない。少なくとも、レトルトに限っては。