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カップ形状に難あり
コレ、先日ミニストップで買ったチルド麺のカップ麺バージョン。船堀大島の札幌味噌ラーメン。正統派の味だった。以前からカップ麺として販売されてたみたいだけど、今週リニューアルされたらしい。こりゃ食べておかないと。ラーメン店はこうして食品メーカーとコラボできると名前が売れるだろうから売り上げへの影響が大きいだろうな。でもこの大島という店、業界最高権威TRYラーメン大賞で味噌ラーメンの名店部門1位の座を5回連続で獲得したんだと。そうなると話は違ってくるよね。お店としちゃ十分に名前が売れてるわけじゃん。そことコラボして嬉しいのは食品会社やコンビニ。それでミニストップとかマルちゃんが出てくる訳か。競争が激しそうだねー。味噌スープよりドロドロしてたりして。などと例によって余計なことを考えながら準備にとりかかる。フタを開けると調味油が入ってるだけの簡単バージョン。熱湯を注いで4分。この4分がまた微妙な長さなんだけど話が長くなるから今日はやめとこ。出来上がりの見た目はまぁ普通の味噌ラーメン。スープをいただく。おー、チルド麺で感じた正統派の味わいがよく再現されている。お店の味を再現したチルド麺を再現したカップ麺?応援の応援みたいな。テレビCMの見過ぎだ。次に具材。肉そぼろがいい。混ぜ混ぜしても行方不明にならない大きさだし崩れないし、食べると肉の味がしっかりする。好印象。そして麺。普通の揚げ麺だけど、適度な弾力と食べごたえがあって美味しい。ほかの商品と比べて特に際立った点はないけれど、正統派だからそれでいいと思う。なんだか少し「サッポロ一番みそラーメン」に似てるかもと思った。あれは即席麺だよ。しかもサンヨー食品。でもあれはあれで正統派だよね。あれこれ考えながら最後まで十分楽しめた。...と、スープを飲み干して気づいたことがひとつ。カップの底に粉末スープがやや溶け残ってた。壁面が波状になっていて、たぶん箸がうまく届かなかったのだろう。デザインなのかもしれないけれど、これは改善してほしい点だなぁと思った。でも美味しかった。ごちそうさま。