4
栗毛のポニー。30年くらい前のお話
おばちゃんでごめん。子どもの頃からある、なつかしいパンです。
いまほど多酒類の菓子パンがない頃。カステラやジャム系以外の甘いパンの中で、ポニーメリーは斬新だった。ヤマザキミルクボール(夏みかん大のバケット生地に、ナイススティックと同じクリームが入ったもの)と並んで、ヤマザキでは大好きなパンでした。ときどき買ってきてくれた母も、同じように新しさを感じていたのだと思います。
多くの方が「意味がない」と書いていらっしゃる表面のピロピロは、ちょっとだけの香ばしさが子ども心にすごく印象的でした・・・どのくらい影響されたかというと、(当時流行った)クッキーなんかを作る際、表面にココア生地を乗せて、フォークで模様をつけ(わざわざ卵黄を塗ってぴらぴらさせて)たりしたほど。。今でも、中までデニッシュ生地ではない、ほのかにちまっと乗っているのを好ましく思うのは、味の公平な評価ではなく単なる昔の誼なんでしょうね。カステラの紙についたじゃりじゃり同様、包装についたものをそっとはがして食べるのも好きでした。
一応レビュー全て拝見しましたがそんな記述は一件もなく、私の思い違いだったらごめんなさい。名前も完全に同じだったか怪しいですが、表面の流線が栗毛のポニーのしっぽをイメージしているのかなと長年思っていました。2010年代にあっては、健康的でもなく、完全にオールドスタイルな菓子パンだと思いますが、もし問題がないなら、このまま細く長くナミナミ模様のまま、どうかあってほしいパンです。