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スーパーのカップ麺の売り場は誘惑だらけなんよ。え?わざわざ行かなきゃええだろって?なにゆうてんねん。誘惑のない人生なんてつまらんでしょが。めりけんさ〜ん、いらっしゃーい。ハイハイハイのハイ〜♪ たまには痛い目に遭うこともあるけんど、それもまた人生やん。セラヴィ♪(CMで見たやつ)でもさ、嬉しいこと楽しいこと大変なこと嫌なこと、そこそこバランスよく含まれとるのが幸せっちゅーもんでしょ。食べ物も似たよなもんよ。誰だって美味しいもの食べたいけんど、口に入れるもの全部が美味しかったら逆に感動せんかも。まぁまぁ美味しいもんが多くて、好みに合わんのもあるけんど、たまに美味しいものに出会えると嬉しさひとしおやん。って何の話?そうそうカップ麺の誘惑の話やったね。新商品の陳列棚でめっけたのがコレ。サッポロ一番の坦々風まぜそば。刀削風麺やて。○○風が多いやん。本格的ってほどじゃありまへんでっちゅう釈明やろか。本格的っていえば最近何度か中国へ出張したもんで、本場四川の担々麺を食べたんよ。本家本元は汁なしなんよ。庶民向けの小さな食堂で食べたんやけど旨辛で美味しかったわいな。お値段なんと150円くらい。その代わり皿は小ぶりだったんよ。ちょうどドンブリ型レギュラーサイズのカップ麺くらい。ええ勝負やん。フタを開けると小袋が2つ。かやくと調味ダレ。かやくはフリーズドライ野菜。麺の上に置いて熱湯をドボドボ。待つこと4分。湯切りして調味ダレを混ぜれば出来あがり。汁なしやし本格的やん。ほないただきまひょか。ズルズルズル… ふむ。ピリ辛やね。豚のエキスに練りゴマのコクを合わせたタレがええ感じ。花椒のシビレる風味もチョッチあるし。本場に比べるとおとなしい味やね。麺は刀削麺ぽいヤツ。刀削麺て山西省やから必ずしも担々麺と合わせんと思うけど。うどん用の麺を流用したんやろね。具材はチンゲン菜とキャベツと白菜とニンジンとコーン。コーン?肉の代わりに入れたんやろか。野菜はぜんぶ中国産なんやて。そこは本格的やん。これで肉が入ってたらチョー本格的やね。あぁまた本場の担々麺を食べたいわいな。ごちそうさま🇨🇳
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